2017年12月4日月曜日

「世界でさいしょのプログラマー―エイダ・ラブレスのものがたり―」フィオナ ロビンソン (著)を読んで 書評

1 内容


詩人バイロンと数学者の間に生まれたエイダ。想像力と数学の知識をあわせもち、世界初のプログラマーと呼ばれる女性の伝記絵本。
この本は、世界初のプログラマーだったひとりの女性、エイダ・ラブレスをえがく伝記絵本です。エイダは、英国を代表する詩人バイロン卿と、数学者のアン・イザベラ・ミルバンクとの間に生まれました。エイダの母は、娘が父親のようにほんぽうな人間にならないよう、てっていして数学を中心にすえた教育を受けさせました。詩なんてもってのほかです!しかし、エイダの想像のつばさは、そんなことで折られたりはしませんでした。「世界で最初のコンピュータ・プログラマー」とよばれるエイダの人生は、たしかな知識と豊かな想像力が結びつけば、だれも思いもおよばない世界がつくりだせることを教えてくれます。コンピュータがとくいな子どもたちや、発明家をめざす子どもたちだけでなく、夢みることが大好きな子どもたちにもおすすめしたい本です。
amazonより

2 感想


世界中で人材不足とされているプログラマー。
そんなプログラマーを育てるべく、プログラミング教育がもてはやされている。
プログラミング教育は、いかに論理的にものごとを考え、コンピュータやロボットをどういう風に動かしていったらいいかを学んでいく。

でも、プログラマーがこうして生まれていったことも学んでほしいと思う。

プログラマーと聞くと、決まりきったルールを使って、杓子定規にプログラミングを構築していくことを思い浮かべる人も多いのではないだろうか?
ホントは、こんなにも創造的で、エキサイティングな仕事なんだ、と教えてくれる。

こどもには、本書を読んでも「コンピュータ・プログラマー」とはどんな職業なんだろうと理解することは難しいのかもしれない。
でもカラフルな色彩や羽ばたくような絵は、なにやら楽しそう、と思わせてくれる。
プログラミングを学習するようになれば、プログラマーが身近に感じられ、その楽しさやエイダの偉大さが分かり合えるようになるだろう。

3 本の紹介

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