2018年2月28日水曜日

「野村のイチロー論」野村克也(著)を読んで書評[ネタバレなし]

1 内容あらすじ


正直に言う。私はイチローが好きではない。
しかし、彼の才能に最初に目をつけたのはこの俺だ。
名将がはじめて書いた 天才イチローvs凡人野村 究極の野球人間論
amazonより

2 感想&書評[ネタバレなし]「野村のイチロー論」


ID野球・データ野球が代名詞の野村さんがはじめてイチローを分析する。
野球にはあまり関心はないのだが、孤高の人イチローを、あの野村さんがどう分析するのかな?と思って読んでみた。

イチローを語る一方で往年の名選手と比較していて、そこが少し長長しい。
往年の名選手を知らない人からすればいらない部分かも。

タイプは違うもののお互い天才であることに違いはない。
野村さんは認めたくないかもしれないが、共通点も多く感じられた。
小事に気づく力と、常に進化しようとする姿勢。そしてたゆまぬ努力と反省。

失敗を受け入れ、原因を突き止め、そこからどれだけ学ぶことができるか。
壁にぶつかったとき「もう駄目だ」と諦めてしまうか、それとも「どうすれば乗り越えられるか」と徹底的に考えるか、が一流と二流を分ける。
特にこれらの言葉が胸に響いた。

未だ所属先が決まらないイチロー。
一説には日本球界には戻らないとも言われている。
まだまだユニフォームを脱ぐには早すぎる気がする。
進化し続けるイチローが今季、どこでどんなプレーを見せてくれるか、開幕が待ち遠しい。

3 関連本の紹介「野村のイチロー論」


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