2017年9月19日火曜日

「暗闇のアリア」真保 裕一 (著)を読んで 書評

1 内容

夫は断じて自殺ではない。現代の闇をえぐる渾身のサスペンス・ミステリ!
相次ぐ自殺の謎
警察庁に作られた特命捜査班
夫は何をしていたのか……
真相はどこにある? 一気読み間違いなしのノンストップ・エンターテインメント
===
夫は自殺ではない、殺されたのだ。
警察から連絡を受けて、富川真佐子は呆然となる。自殺の状況は完璧にそろっていた。でも、絶対に違う。夫は死を選べるような人ではない。この自殺の背後には、きっと何かある――。真相を探る孤独な闘いが始まった。
警察庁では、真佐子から相談を受けた元刑事の井岡が、内密に過去の事件を調査していく。次々と明らかになる不可解な自殺……。もし、自殺大国と言われる日本で、多くの「偽装された死」があるとしたら?
ついに二人は謎の鍵を握る男の存在にたどりつく。が、彼はすでに異国の地で死んでいた!?
闇にうごめく暗殺者は、なぜ生まれたのか?
国際的スケールで展開する極上エンターテインメント!
amazonより

2 感想

この事件をきっかけに過去の複数の事件があぶり出される!
事件の真相は?

欲を言えば
真佐子の頼みを最初は疎ましく元刑事:井岡は思ってたのに、どうして協力していくようになったのか、
暗殺者はどういう経緯で落ちていったのか、の描写が薄いように感じた。

外交関係や国際情勢は、ふんだんに織り交ぜるのは流石「アマルフィ外交官シリーズ」の著者ならでは。
著者の作品にしては珍しくダークな感じがするサスペンス。
読んでいて、逢坂 剛の「百舌シリーズ」を思い出した。

驚き連続のノンストップ・サスペンスです!

3 本の紹介









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