2017年10月30日月曜日

「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」西野 亮廣 (著)を読んで 書評

1 内容


クラウドファンディングで国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達し、絵本『えんとつ町のプペル』を作り、30万部突破のメガヒットへと導いた天才クリエイターが語る、"現代のお金の作り方と使い方"と最強の広告戦略、そして、これからの時代の働き方。
amazonより

2 感想


もはや西野さんの紹介は不要だろう。
「えんとつ町のプペル」を読む前は、炎上芸人&ゴッドタンでみせる「Tシャツ破られる人」のイメージしかなかった。
でも本当の彼は全然違っていた。
それも当然、彼の主戦場はテレビなどのこれまでの芸人の主戦場ではなかったからだ。

細かいことをいえば、著作権のところだけは同意できない。
自分のキャラクターを無償提供し1億人が使えば、1億人が使っているという価値が生まれるという。
しかし、著作権で守られなければキャラクターの著者であることが証明できず、他の使用者が著作者だと主張する危険性が高いと思う。

絵本の公開や分業制は知っていたものの、クラウドファンディングや個展でも独自のアイデアでマネタイズしていたことを本書ではじめて知った。
芸人だけでなく才能が輝いている人は少なくない。
しかしながらマネタイズが出来ていなくて継続できない人も多いと思う。
本書は、そんな人にも「お金」の話が多く参考になるだろう。

「しるし書店」や書店の「トークルーム」、「おとぎ出版」などアイデアは尽きない。
今までの常識がもはや通用しなくなってきた現代。
手探りの中、表現者としてアイデアを実現してきたのが筆者だ。

これまでの常識が通用しなくなった今、どうすべきだろうか?
筆者は「即断し行動せよ!」と伝えていた。


3 本の紹介


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