1 内容
「日本に長く関わってきて、日本のことをもっと深く理解したいと努力を続けてきた私が、長年、いちばん書きたいと思っていたことを書きました」――
アメリカ人だからわかった、「日本」の素晴らしさの核心とは?
日本人として知っておくべき、驚きの日本人論。
「あなたは愛国心を持っていますか?」
一般的な家庭で育った米国人なら、間違いなく「はい」と答えるはずです。しかし、日本人は、きっとためらうことでしょう。なぜ、そうなってしまうのか。
その背景には、戦後、GHQが行なった洗脳工作があります。日本人は、「国を愛する」自然な感情と、自国の歴史・文化の真髄を知る機会を奪われてしまったのです。では、それをどのように取り戻すべきか――。
日本文化の美点とは何か?
長い日本の歴史を通して天皇が示してきた「理想」とは?
日本人の中に脈々と息づく「美の精神」「武の精神」「草莽(そうもう)の精神」とはいかなるものか?
長年、日本を深く理解したいと努力してきた著者が、アメリカとの比較を縦横に交えつつ、日本の歴史や伝統の素晴らしさについて真摯に説き、日本人が持つべき誇りと気概を綴った注目の書!
◆第1章 君が代・日の丸と星条旗
◆第2章 愛国心を支えるのは「豊かな言葉」
◆第3章 「草莽=Grass Roots Patriots」と武の精神
◆第4章 「天皇陛下のおことば」はありがたい
◆第5章 日本の「国体」とはいったい何か
◆第6章 本物の愛国者は他国の愛国者を尊敬する
「あなたは愛国心を持っていますか?」―。一般的な家庭で育った米国人なら、間違いなく「はい」と答えるはずですが、日本人は、きっとためらうことでしょう。なぜ、そうなってしまうのか。その背景に、戦後、GHQが行なった洗脳工作があります。「国を愛する」自然な感情と、自国の歴史・文化の真髄を知る機会を奪われてしまったのです。では、それをどのように取り戻すか―。長年、日本を深く理解したいと努力してきた著者が、いちばん書きたかった日本の歴史や伝統の素晴らしさについて真摯に説き、日本人が持つべき誇りと気概を綴った注目の書!
amazonより
2 感想
テレビ「そこまで言って委員会」などでも論客として名を馳せる著者。
アメリカで生まれ育った著者にとって星条旗は神聖なもので幼い頃から忠誠心を教わるのだそうだ。一方、日本では日教組が主体となって日の丸と君が代にマイナスのイメージを植え付けてきた。
この違いは日本人を恐れたアメリカがWGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム)により罪悪感や嫌悪感を心に受け付けたことが原因とする。
今なお呪縛から解けないマスコミや教育には苦言も呈す。
愛国心を持っているとなかなかまっすぐ答えられない日本人。
しかし言葉には出さなくても捉え方の違いにすぎず日本人は母国愛を持っているという。
アメリカをむやみに信じたりせず、「オール・オア・ナッシングはやめよう」とも。
弁護士らしく違う意見を持つ人に潔癖な日本人にも寛容さをとく。
真に尊敬すべき日系人はホノルル国際空港から改称されたことでも有名なダニエル・イノウエ氏なんだそうだ。
今度は、ダニエル・イノウエ氏についても調べてみたい。
著者は東京裁判やGHQなどの文献を読み、日本の近代史にも詳しいことにビックリした。
これがエビデンスベースの本当の歴史の真実なんだろう。
戦争前後の日本がまた違って見えた。
こうして新しく公開された資料などを元に正しい教育をしてもらいたい、と願うばかり。
私自身も含め、常に情報を鵜呑みにしないで、1次情報で確認することを忘れないでいきたいと思った。
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