2017年10月12日木曜日

「1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀」梅原 大吾 (著)を読んで 書評

プロ・ゲーマー梅原大吾さんの本「1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀」を読んだ。
日々の成長は多くの人にとっても大切なこと。
日々の成長スキルが収入に直結するフリーランサーや自営業者。
成長しないと昇格や栄転できないのは、サラリーマンも同じ。
本「1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀」を紹介する。

1 内容


【初めて明かされる、世界一プロ・ゲーマーウメハラの20年の軌跡!】
「目標は低いほどいい」「勝負に感情はいらない」「技術より“視点”が大事」……14歳で日本一、17歳で世界一。20年間勝ち続ける「世界一プロ・ゲーマー」ウメハラが語る、究極のプロ論。
——「はじめに」より抜粋——
 タイトルの「1日ひとつだけ、強くなる。」という言葉は、およそ20年にわたって僕が続けてきた努力についての、ちょっとしたコツのようなものです。
 一度きりの「勝ち」が欲しいのなら運や要領で実現できますが、何度でも勝ち続ける「強さ」を手に入れるには、やはりそれなりのやり方が必要になります。
 昨日より今日、今日より明日、ひとつずつでいいので変わり続けること。大きな成果や成長であっても、煎じつめればそれは小さな小さなひとつの成長の集合といえます。だからひとつずつで構わない。それが自分の考える「強さ」への近道でもあり、ゲームや勝負に対する取り組み方、信条でもあるのです。
  「この試合がなかったら今の自分はない」そんなふうに感じるいくつかの大会において、僕自身がどのような取り組みをし、そしてどんな感じ方をしてきたか。本書ではそんなことを中心にして、自分の考えを語っています。
 対戦格闘ゲームを知っている人。反対になじみのない人。僕の本を読んだことがある人。読んだことがない人。いずれの方にも楽しめる内容になるように気を配ったつもりではありますが、果たしてどうでしょうか。ちょっと変わった仕事をしている人間が、こんな考え方、感じ方をしているんだな。そんな軽い感じで、あまり肩肘はらずに読んでもらえたらうれしく思います。
【人生に刺さる名言が満載! 本書に登場するウメハラの言葉】
●成果は各場面の「勝ちの総計」ではない
●コピーされる武器、コピーされない武器
●勝利に感情は不利。恐怖も、焦りも、興奮も
●弱い人ほど目先の損を我慢できない
●リスクを負わない姿勢が一番のリスクになる
●人のアドバイスはまず100%信じてみる
●1日ひとつだけ、成長をメモする
●燃え尽きるのはアマチュア。同じ姿勢で走り続けるのがプロ
●仮説と検証の先に勝つ根拠の「大黒柱」が立ち上がる
amazonより


2 感想


「一日一つだけ成長をメモする」

「自分にしかわからない小さな成果を支えにして、成長をループさせる」

「感情は行動で変わる」

私は家庭にゲームがなく、ほとんどやったことがない。
それでも当時大人気だったストリートファイターは、ゲームセンターでやった記憶がある。

ストリートファイターなどで世界を制した梅原さん。

プロゲーマーが、こんなにも奥深くストイックに考え、日々精進しているんだと驚かされた。
彼自身は大学にも行ってないそうだが、思慮深くて感情的では決して無くて、ホントに賢い方だなぁと思った。
賞金を獲得するプロゲーマーは、優勝することがゴールのように思いがちだが、それよりも日々成長することに重きを置いていて
それが、ゲーマーだけでなく、広くビジネスマンなどにも、とても参考になる気がした。
ライバル インフィルとの対戦に向けて考えたことや実際の勝負の行方は、ゲームを普段やらない人でも物語としても面白かった。


3 本の紹介



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