2017年9月29日金曜日

「超・戦略的! 作家デビューマニュアル (PHP新書)」五十嵐 貴久 (著)を読んで 書評

1 内容


「正しい方法論」で臨みさえすれば、才能やセンスがなくとも「作家になる」のは決して難しくない。むしろ「簡単だ」と著者はいう。「作家デビュー」というのはゲームのようなものであり、ゲームである以上、攻略法が存在するというのだ。本書では、多くのベストセラー作品を生み出してきた著者が、「いわゆる小説入門書の“まずは短編を書いてみよう"は間違っている」「プロットは100枚書く」「審査する側の気持ちを理解しよう」など、徹頭徹尾リアルな「作家になるための正しい方法論」〈イガラシ・メソッド〉を惜しみなく紹介。効率よく、ノーリスクで作家になるための「最短距離」が学べる、作家志望者必読の一冊!
「正しい方法論」で臨みさえすれば、才能やセンスがなくとも「作家になる」のは決して難しくない。むしろ「簡単だ」と著者はいう。「作家デビュー」というのはゲームのようなものであり、ゲームである以上、攻略法が存在するというのだ。本書では、多くのベストセラー作品を生み出してきた著者が、「いわゆる小説入門書の“まずは短編を書いてみよう”は間違っている」「プロットは100枚書く」「審査する側の気持ちを理解しよう」など、徹頭徹尾リアルな「作家になるための正しい方法論」“イガラシ・メソッド”を惜しみなく紹介。効率よく、ノーリスクで作家になるための「最短距離」が学べる、作家志望者必読の一冊!
amazonより

2 感想


私自身とくに作家になりたい訳ではない。
ただ「作家」というのは才能に溢れたごくごく一部の人のみがなれるもの、と私を含め一般的に思われているはず。

ところが、筆者は「作家デビュー」というのはゲームのようなもので、ゲームである以上、攻略法が存在すると言ってのける!
面白そう!と思って手に取ってみたら、ホントに面白かった。

本書はいわゆる「天才」あるいは「才能に溢れた」人に向けての本ではありません。
「才能などかけらもない」人間が作家になるための攻略法を書いています。


そういうタイプの方が新人賞というゲームに勝つためには、やはり傾向と対策の分析が不可欠でしょう。


現実に「小説を書く」という作業の大部分を占めるのは「考える」ということです。

作家になるための幾つかの方法のうち、どれが効率的か、筆者オススメの新人賞など個別具体的に戦略が書かれていた。
詳しいことは是非本書を読んでみてほしい。

これまで作家になるなんて考えてみたことがなかった人でも、これを読めばきっと作家に挑戦したくなる!
「作家」というこれまで雲の上の存在が、ちょっと身近に感じられるようにもなった。

ストーリーとしても面白く一気に読めてしまった。
次回は筆者の作品を読んでみたいと思う。

3 本の紹介



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